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ユアサリダクション

循環型社会の形成が社会的コンセンサスを得て、それに伴い多様なリサイクル法が制定され、特に
中心的役割を果たすバイオマス・ニッポン総合戦略では、完全に従来の焼却からの脱却を目指し、
食品廃棄物や家畜の排せつ物を資源とし、再生利用をしようとしています。
食品リサイクル法では、平成18年までに食品関連事業の再生利用率を20%にする数値目標を
決めました。
ユアサ・リダクションは減量&消滅をテーマに開発された有機性廃棄物の発酵消滅装置として、
循環型社会には無くてはならないプラントです。それは、従来から存在するいわゆるコンポスト
製造マシーンとは根本的に一線を画するものです。

◇それでは、ユアサ・リダクションプラントとは!

①短時間で有機質を分解し消滅する(減量効果は10分の1以上)
②食品残渣から下水道汚泥までほとんどの有機質が消滅
③残ったものは良質の堆肥
④バイオマス利活用の有機性廃棄物の堆肥化施設
⑤バイオマスによりCO2の発生を抑制
⑥ランニングコスト、イニシアルコスト共に安価
⑦円形発酵層の為に捕臭しやすく脱臭が容易
◇堆肥(コンポスト)メーカー
  コンポスト製造施設から脱却し、減量を中心とした施設に変更する。
  (必要最低限の堆肥のみを販売する形態にする)
◇市町村ゴミ焼却場及び広域事務組合
  地球温暖化防止のために温室効果のあるCO2の排出を抑制する。
  焼却炉からの脱皮を図るために、水分の多い生ゴミをリダクションする。
◇し尿処理場
  し尿処理汚泥の処理にリダクションする。
◇食品工場関係
  製造中に出る廃棄物の処理目j的にリダクションする
◇畜産農家
  飼育家畜の排せつ物処理にリダクションする
●処理能力とサイズ(円形テント型)
  YR-150 直径15m円形 日糧最大13トン処理 (生ゴミ換算)
  YR-200 直径20m円形 日糧最大18トン処理 (生ゴミ換算)
  ※ 複数機の組み合わせにより処理能力を拡大できます。  
●プラント:
  長野県東筑摩郡明科町 1997年 運転開始
  鹿児島県出水市    1999年 運転開始

リダクションプラント(消滅型)の必要性

現在の日本の食料自給率はカロリーベースで40%、穀物自給率では27%となっています。
それは、消費している農産物の2/3以上を輸入に頼っているという現状を意味しています。
そして、年間5,300万トンの廃棄物のうち、37%に該当する1,940万トンは生ごみであり、
またその50%以上(約1,000万トン)が家庭ごみであります。
この比率でいうと、生ごみ1,940万トンの内、少なくとも1,400万トンは輸入された農作物からの
廃棄物であるという意味になります。
もし、これらをそのまますべて国内にて再生利用したら、コンポストをはじめとした過剰生産現象が
起こります。できれば輸入分の農作物から出る生ごみに対しては、輸入国に送り返したいのですが
それは無理というものでしょう。
「食品循環資源の再利用等の促進に関する法律」における平成18年度までの目標値は20%となって
います。1,940万トンの20%に相当する388万トンを再利用するという目標値です。再生利用のうち
肥料(コンポスト化)は、今のところ年間約52万トンが再生利用されているに過ぎません。
もし食品廃棄物をコンポスト化するにしても、そのままの量を堆肥にすれば過剰生産になり、結局は
焼却施設送りとなるのが目に見えています。やるからには適切な量のコンポストを生産しなければ
意味がありません。
そのために必要なのは、焼却炉に変わる消滅主体の処理施設(リダクション・システム)だという
ことです。
大半の有機質を分解し水と炭酸ガスにして消滅し、残りの10%未満を有効なコンポストとして
再利用する、これこそが21世紀の廃棄物再利用法にとって最善の方法だというべきでしょう。
リダクション・システムは食品廃棄物のみならず、有機質の物であればいいので有機質汚泥、
動植物残渣、畜産排泄物まで取り扱う事ができます。
湯浅機械株式会社
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